初めてのタティング
今更ながらですが、アクセサリーって奥が深いって思う今日この頃。11年前イタリア雑貨店をオープンすることになり、ヴェネツィアンビーズを扱うことになって出会ったアクセサリー作り。当時はほとんどお教室もなく、本もあまり出ていなくて毎日ビーズを触りながら試行錯誤。ヴェネツィアで買ったアクセサリーを見よう見まねで作ってみたりパリのマレ地区の可愛いビーズ屋さんのウィンドウに張り付いて目に焼き付けたアクセサリーを真似してみたり。ずっと自己流でやってきたけれどワイヤーの余合ナオミ先生に出会って、そこから素晴らしい技術や才能を持った先生方にもたくさん出会うことができました。テグスやピンワーク、ワイヤー、ステッチ、クロッシェ、エンブロイダリーetc.ビースといっても技法も個性も様々。もっといろんなことを知りたいと最近は積極的にレッスンを受けています。先日は山口裕子先生にタティングを使ったラブリーな「森ガールネックレス」を教えていただきました。
トルソーに掛けていないのでわかりにくいけどラリエットとシュシュに分かれていていろんな使い方ができます。自分では作らないタイプの作品なのでとても新鮮で楽しい!タティングはwikipediaによると、「シャトルと呼ばれる舟形の小さな糸巻きに巻いた糸を使って結び目を作っていくレースの技法」だそうで中世ヨーロッパ貴族の間でも流行したという優雅なレース編み。慣れれば手元を見なくても出来ると、貴族たちは暗闇の中でもやっていたらしいけど初めてのことに、なかなか手が付いていかずでなんと、タティングの名手である山口先生のご主人にまで出動いただき教えていただきました。その優雅な手つきにうっとり。自分が作ったタティングのアップはとてもお見せできないので今後精進して、美しいのができたら紹介しますね!山口先生ご夫妻ありがとうございました[emoji:e-266]
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