舞妓さんのかんざし
以前メインにしていた仕事の関係で、今も年に数回は司会などのお仕事をさせていただきます。先日、某企業のパーティでお仕事をした時、ゲストで舞に来られていた京都祇園の舞妓さんとゆっくりお話させていただく機会がありました。まだデビューして半年というとっても初々しく可愛い舞妓さん
他の舞妓さん芸妓さんはきれいな紅が塗られているのに彼女だけよく見ると紅が下唇にしか塗られていない。これはまだ半人前ということで、1年くらいして認められたらやっと上唇にも紅をつけられるんだとか。他にも同じ舞妓さんでも、キャリアによって髪の形や、着けられるかんざしも違うのだそうでへぇ~、へぇ~という興味深いことばかりでした。
携帯写真で鮮明じゃないのが残念ですが、この時期限定かんざしだそうです。「羽子板やサイコロとかおもちゃがいっぱい付いているんどすぇ」というようにほんとにおめでたく可愛いかんざしです。「仁左衛門」という看板は、京都の師走の風物詩、顔見世に舞妓さん芸妓さん揃って見に行って花を添えるという習慣があってその時に、ごひいきの歌舞伎役者さんに書いていただくんだそうです。なんか雅で粋で華やかで素敵!中学生の時TVで舞妓さんのドキュメンタリーを見て憧れ卒業と同時にこの世界に飛び込んだという彼女。親元を離れ、厳しいお稽古や行儀作法などでひと月もたずに帰っていく人も多いという世界で懸命に頑張っている可愛い舞妓さんの姿にゆるゆるの私の背中もちょっぴり引き締まった夜でした。
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